約束手形は会社破産の通行手形・手形は借金と同じです

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経営者は大なり小なりストレスと悩みを抱えて毎日を過ごしています。社長!決してあなただけではありません。

 

こゆかま

社長!手形を振り出していますか?
それとも受け取ってますか?

この記事は、約束手形について書いています。

この記事を読むと約束手形って資金が順調に動いているときはいいかも知れませんが、それが一転して自転車操業になると、とても重荷になることがわかります。

手形を振り出している社長さんは注意が必要ですが、手形を受け取っている社長さんはもっと注意が必要です。

 

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回収が先で支払いがあとにするための約束手形

代金回収を支払いよりも早める方法の一つに約束手形の決済があります。

約束手形を振り出した会社は、手形決済日の前日までに、当座預金に現金を入金できればセーフです。

もし、現金を用意できなければ、その約束手形は不渡手形という名前に変わって会社は破産へと向かいます。

不渡手形を2回出すと会社は倒産するといわれていますが、現実的には1回不渡手形を出したら会社は破産します。

売上代金の回収が翌月で、支払いがさらにその翌月なら、回収が支払いよりも先になります。自分の財布に現金が入って利益を確保してから、現金が出て行く順番です。

 

約束手形は信用の証し

相手が約束手形を受け取ってくれるということは、会社にそれなりの信用があるということです。

普通はそんな名も無き弱小企業が振り出している約束手形なんて恐ろしくて受け取ってくれません。

いつそれが不渡手形に名義変更されるかわかりません

約束手形を受け取ってはいけない

東証一部上場企業の約束手形であれば、受け取ってもいいという話しではありません。

業界によっては現在も手形決済が普通に行われていますが、だからといって受け取ってはいいことはありません。

株式上場企業の約束手形は、不渡手形になることは考えにくいですが、現金になる期日が受け取った日から3ヶ月も半年も先っていうのが普通です。

絶対に受け取ってはいけない紙切れです。

それこそ、回収が遅すぎて利益なんて吹き飛んでしまいます。

 

支払いよりも、回収を先にすることをビジネスの基本にしたいです。

詳しいことは下記の記事に書いています。

忘れてはいけません

約束手形は無事に現金化されるまで、ただの紙切れ以外の何ものでもありません。

会社破産したいと思っている社長はいない

  • 廃業することを考えて起業する人はいません。
  • 返すつもりもないのに、お金を借りる人はいません。
  • 会社破産させるために、会社の跡継ぎになる人はいません。
  • 不渡手形を出すつもりで、約束手形を切る人はいません。

 

社長になる人は、何とか会社を良くしたいと考えて決断し実行しています。

会社破産したい社長なんていません。しかし、会社破産は決して他人事ではありません。

 

約束手形を振り出す

約束手形で支払いをするというのは、約束手形を相手に渡したときが「支払った日」になります。

つまり相手に手形を渡した時点で支払いは完了します。

でも、実際に相手がそれを現金にできるのは、その手形に書いてある期日です。

〇年〇月〇日。

短くて2ヵ月後とか、3ヵ月後です。

業界によって違いはありますけど、長い手形だと180日(半年後)とかも普通にあります。

毎月のように仕事が継続してある取引先だと、自分の会社の手形が2枚も3枚も相手に渡ることになります。

100万円の手形が2~3枚あれば、それだけで200~300万円分の紙だけが相手の会社に溜まっていきます。

手形は期日がくるまで数字の書いてある紙切れ

自転車操業中の会社は、手形が決済される日と追いかけっこになります。

今月はなんとか用意できた。。。ふぅ・・・

と思ったら、すぐ次の手形の決済日が近づいてきます。

自転車をこぐ回転数も段々上がってきます。

給料も払わなければならなし・・・

約束手形の怖いところ

約束手形のジャンプということを聞いたことあると思いますが、これは現実的ではないというか、これをやったら完全に会社破産のカウントダウンです。

 

手形のジャンプ

手形ジャンプとは、手形の支払期日延期依頼のことで、普通はそんなお願いをしたら、取引先から、期日が延期された新しい手形と最初に渡してある手形の交換を求められます。 

しかし、具体的に来月に大口の入金が予定されているなどの明確な根拠がなければ、手形ジャンプ要請に応じてくれる取引先はないです。

 

約束手形を振り出してしまったら、期日までに現金を用意しなければ会社破産です。

その日に必ずその手形は現金になります

という鉄の約束がそこにあるのです。

3ヵ月後が期日の手形を振り出すより、3ヵ月後に現金で支払います。

と約束したほうがまだマシです。

最悪その日に払えなければ、「ちょっと2~3日待っていただけますか・・・」と言えるからです。

手形の場合は、そういうわけに行きません。

期日に決済できなければ、一発で不渡手形になって終わります。手形ジャンプなんて現実的ではありません。

 

手形を割る

しかし、手形を受け取る側としては、手形を割るということができるので、3ヵ月後に振り込みます。

という約束よりは少しはいいのかなと考えるかも知れません。

手形を割るとは、金融機関等に手形を持ち込んで現金化することですが、誰でも知っているような企業の手形なら、額面に対して通常2~3%の割引手数料で現金化することができるかも知れませんが、弱小企業が振り出している手形なんてどこも割ってくれません。

そんなリスキーは手形は割引手数料が跳ね上がります。

ですから、弱小企業が振り出しの約束手形なんて、本当に恐ろしい紙切れだといえます。そんなものをもらっても、期日前に割ることもできないのですから、3ヶ月後に現金で支払いますというのとなんら変わりません。

手形を発行したばっかりに、会社破産する会社はたくさんあります。

 

最後に

弱小企業は手形なんて振り出すものではありません。

気がついたら手形の期日に追いかけられて息切れします。

いつまでたっても支払いが終わりません。

会社破産ではなく、自主的に廃業をしようと思っても、3ヶ月先まで手形を発行していたら、その分までは用意しなければなりません。

社長はいつでも、会社のゴールを考えながら経営しなけばなりません。

起業は簡単。終わりは地獄にならないように、いつでも会社を閉じられるように日々考えなくてはいけません。弱小企業は、前進することばかり考えるのではなく、必ずゴールのことも考えてください。

マルボーズ

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